肉骨茶(バクテー)の素
今回はマレーシアやシンガポール料理で有名な肉骨茶(バクテー)の素をご紹介します。
インドネシアでもバクテーを食べられるお店がいくつかあり、夫の好物だったことからバクテーのことを初めて知りました。バクテーは、骨付きの豚肉や野菜をスープで煮込んだ料理です。バクテーの素はインドネシアのスーパーでも手に入ります。
マレーシアのバクテー
こちらはマレーシアのバクテーで、スープが茶色いのが特徴です。漢方薬に使う生薬と中国醤油で煮込んでいるためこのような色になります。薬草のような独特の風味があるスープです。写真はマレーシアのお店で食べたバクテー。
私がよく買っているマレーシアバクテーの素はこちら。新泰興(SIN TAI HING)のものです。
調味料入りのパック2つとスープの素が1つ入っています。我が家ではスープを半分残して2回に分けて使っています。パックは破らずそのままで。こちらの2つとニンニク、あとは肉とお好きな野菜などを煮込みます。素の種類によってはスープが入ってないものもあって、そのときはオイスターソースや醤油で味を調整しましたが、この写真の素だと全部入っているので簡単です。
シンガポールのバクテー
そしてもうひとつシンガポールのバクテー。こちらは胡椒のようなスパイスが効いた白い色のスープが特徴です。
シンガポールバクテーの素はこちらの廣祥泰(KWONG CHEWONG THYE)のもの。パッケージの裏側に日本語でレシピが書いてありました。文字が少し間違っている所もありますが、ちゃんと意味は伝わります(^^)
中には調味料入りのパック1つが入っています。このパックとニンニクと肉と野菜などを一緒に煮込みます。
本当は骨付きの豚肉を使うのですが、我が家では手に入りやすい豚ブロックを使っています。私は豚肉があまり得意ではないので肉は夫の分のみですが…。骨付きでなくても美味しいようです(^^)肉は箸で簡単に切れるくらい柔らかくなるまで煮込みます。
マレーシアとシンガポールでスープの味が違うことは最近知ったのですが、スープの色の違いで「黒バクテー」と「白バクテー」とも言うのだそう。私は白バクテーのほうが味にクセが無くて、辛めの塩ラーメンのスープみたいな感じで…美味しかったです(*^^)
日本では馴染みのない料理だと思いますが、インドネシアで手に入るもので簡単に作れる料理の参考になればいいなと思って書いてみました。手軽に作れるのでお土産などにも良いかなと思います。
バクテーの素は通販や輸入品の取り扱いがある日本のお店でも手に入るようなので、興味のある方は是非試してみてください。
読んでいただきありがとうございます(*^^*)