「わからない」と感じることを、どこまでも考えてゆくようにして下さい
池田晶子
池田晶子さんは哲学者で文筆家です。
哲学というと難しいイメージですが、著書の「14歳からの哲学」はそのような人たちにも読みやすい内容となっており、哲学の入門書としてもお勧めされています。国語や道徳の授業、入試問題などに用いられることもあるそうです。
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池田晶子さんの名言は他にもたくさんあったのですが、私にとっては難しいと感じる言葉も多かったため、比較的シンプルなこちらを選びました。
そもそも哲学とは「考えることを愛し、当たり前のことに疑問を持つ学問」なのだそう。
名言にも【「わからない」と感じることを、どこまでも考えてゆく】とありますので、哲学者である池田さんらしい言葉なのではないかと思います。
自分とは何なのか、人生の途中でそういったことを考える時期もあると思います。生きる意味や目的が分からなくなったとき、このような哲学の考え方が役立つかもしれません。
自分で考える力を鍛える
当たり前のことに疑問を持つことは、自分で考える力を鍛えることに繋がるのではないでしょうか。
今は情報を得る方法がたくさんあります。テレビやインターネット、本、周りからの口コミなど…中には正反対の情報や意見もあります。何が本当なのか、何を選ぶのか、日々判断しなくてはいけません。ますます「自分で考える力」が必要になると思います。
私は自分で考えて決断することが苦手です。人の意見に左右されやすく、情報を鵜呑みにしてしまうこともあります。そのような性格を自覚してからは気を付けているため、少しは改善されているといいのですが…
分からないことがあると調べる前に人に聞いたり、興味の無いことは別に知らなくていい、という考え方をしていたからだと思います。自分の興味のあること以外は無知なままなので、視野が狭くなっていました。
当たり前を疑ってみる
このままでいいのかな?と疑問に思ったときや、違和感を感じたときは何かを考え直すきっかけになると思います。たまには自分の当たり前を疑ってみることも必要ですね。
自分で考えることが習慣になれば、自分の軸ができていき、納得できる判断が出来るようになるのかもしれませんね。
インドネシア国内の写真です。(ジャワ島内)
読んでいただきありがとうございます(*^_^*)