人間、背伸びをしないのが一番いいのよ。百点をとろうとしちゃダメ。
人間、背伸びをしないのが一番いいのよ。百点をとろうとしちゃダメ。私は政治家として六十点。妻として六十点。母として六十点でいいの。三つを足せば百八十点になるじゃない。
扇千景
扇千景さんは元宝塚歌劇団の娘役で、梨園の妻、そして政治家としても活躍されました。夫は人間国宝としても知られる、歌舞伎役者の四代目坂田藤十郎さんです。
梨園の妻というと多忙そうなイメージですが、扇千景さんは子育てをしながら多数の映画やテレビドラマに出演し、司会のお仕事もされていました。
その後政界に入ると、自民党公認候補として全国区に出馬し、初当選。自民党を離れた後は様々な政党に所属し、女性として初の参議院議長となりました。
この名言は、政治家、妻、母、として扇さんが実際に生活する中で大切にされていた考えだったのではないでしょうか。どれかを自分が思う100点にしようとするよりも、3つを足したら180点になると視点を変えて前向きに取り組んでこられた様子が伺えます。また、大変なときには素直に「助けてほしい」と周りにお願いしたり、一人で抱え込んで頑張りすぎないということも大事なのかなと思いました。
今は家庭と仕事を両立されている方も多いですし、この名言はそういった人たちにとっても心が軽くなる言葉なのではないでしょうか。頑張りすぎてしまう人にも是非知ってほしい言葉だなと思いました。
60点で良いと肩の力を抜いてみる
自分が思う完璧な状態に拘り過ぎるとなかなか前に進めないということはありませんか?私自身思い当たる節があるな…と考えさせられました。
日々の生活を続けていくためにも、色々な場面で自分を追い詰めてしまわないように「60点取れたら良い」と肩の力を抜くことが大切なのだなと改めて思いました。気持ちに余裕ができると、やる気が出てくることもありますし…急に頑張れなくなってしまったり、思うように前に進めなくなってしまったときは、「100点にしようと拘りすぎていないかな?」と自分に問いかけてみるようにしたいなと思います。
私はせっかくブログを始めたので継続したいと思いながらも、一つの記事を仕上げるのに自分の思う完璧に拘りすぎてしまってなかなか書けずにいたので…今の私にとっても心に響く言葉でした。継続するために肩の力を抜いて書くことを意識したいです。
名言を調べていると色々な考え方や生き方を知ることができて、毎回勉強になります。他の方の言葉から気付けることも多いです。
インドネシア・バリ島内
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